流れ作業のような仕事と患者さんの暴力に心が折れかけました。

投稿者: | 2017年4月10日

精神病院の看護助手はツラい

私が働いていた病院は、認知症専門の精神病院。
通常の外来診療を行わず、入院患者のみ一度外来で診察をしてから病棟に入院になるというながれでした。
開院して間もない事もあり、早く満床にしたいという経営側の方針もありどのような患者さんも受け入れていました。

その為、他の病院や施設から受け入れを断られるような認知症の症状の酷い方ばかりが入院していました。
そのような病院での仕事は本当に大変なものでした。
まず、部屋中に自分の汚物を塗りたくるような方はまだ良い方で、どんなに止めても多くの患者さんが集まって食事をするホールで全裸になる患者さんもいます。
その方は若年性のアルツハイマーだった為、まだ60代の前半で他の患者さんもびっくりしてしまう状態でした。

他にもオムツ交換をしようとするだけで暴れる患者さんも多数おり、一度も患者さんから殴られた事のない職員はいないのではないかというような状態でした。

患者さんに殴られて、眼鏡が壊れた職員もいましたし、夜勤の時に暴れてしまって手がつけられず、ドクターの指示の安定剤の注射を打つ事もできない人もいました。

女性4人の職員の力では抑えられず、他の病棟の男性職員に助けを求めた事もあります。
入院した当日に火災報知器を叩いて割り、病院中に火事です火事です。とサイレンを鳴らした患者さんもいました。
上記以外にも本当に様々な事がありましたが、こういった方の介護ばかりをしていると正直体が付いていかなくなります。

そして、日々の仕事は忙しさもありとても人に対する介護とは思えないような流れ作業になります。
トイレ誘導も、車イスの方を一斉に連れてきてトイレ前に並ばせて一人一人順番に座らせて陰部洗浄等を行います。
オムツ交換もカートを押して一気に行っていきます。

入浴も職員総出で一気に入浴介助を行います。
患者さんの話にゆっくりと耳を傾ける時間はほぼなく、正直介護をしているというような気持ちにはなれませんでした。

介護とはもっと温かい心で年長者への労りの気持ちを忘れずに丁寧に行うものだと思っていた私には、この職場での仕事は驚きでしかありませんでした。
そして、このようないっぱいいっぱいの状況でこのような大変な患者さんばかりが集まっていると当然双方がストレスになります。

患者さんに暴力をふるっているのではないか、と思われる職員もいました。
そうした仕事に疲れてしまい実際に私は辞めてしまったのですが、やはり辞めてしまう人はとても多かったです。

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